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2022.01.11

ドライフラワーの素敵な飾り方とお取り扱い上の注意点

お水のいらないドライフラワーは、壁に飾ったり、フレームに入れたり、瓶に挿したりとさまざまな飾り方で楽しむことができるアレンジ無限大のお花です。

「お部屋の雰囲気を変えたいな」と思ったときは、飾るだけでお部屋の印象を変えてくれるドライフラワーを飾ってみるのはいかかでしょうか。

今回は、おしゃれで簡単に楽しめる素敵な飾り方と、ドライフラワーを楽しむための注意点や綺麗に保つ方法をご紹介します。

 

ドライフラワーとは?

生花や葉、木の実、果実などを、乾燥させたものをドライフラワーと言います。

水やりなどのお手入れが不要で、見た目もおしゃれ。生花やプリザーブドフラワーとは違ったアンティーク調な風合いでお部屋を素敵な雰囲気に彩ってくれます。

水分を抜き取っているため、花や葉はパリパリと乾燥してる状態です。強く触ると壊れてしまうほどドライフラワーは繊細。

また、飾る環境によって色褪せやカビが生えたり、虫が付くこともあるため、ドライフラワーにとって快適な環境で飾ることがドライフラワーを長く楽しむコツです。

最近では、ドライフラワーを扱うお花屋さんも増えてきおり、たくさんの方がお気に入りのドライフラワーをインテリアとしてお部屋に飾り楽しんでいます。

 

ドライフラワーの素敵な飾り方

一本のドライフラワーを飾るだけでもおしゃれになりますが、ドライフラワーにはたくさんのアレンジや飾り方がありますよ。ここでは、ポピュラーな飾り方をご紹介します。

吊るして飾るドライフラワー

ドライフラワーの飾り方として、逆さまに吊るしてあるスワッグを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

スワッグとはドイツ語で「壁飾り」を意味し、日本ではブーケや花束のような形に束ねた壁飾りのことを指しています。

逆さまに壁に吊るして飾るデザインが多いですが、いくつかのスワッグをロープでつないでガーランド風にアレンジしたものや、スワッグをフレームと一緒に飾るアレンジなどもあります。スワッグを立てかけたり、吊るして飾るだけでおしゃれな雰囲気を楽しむことができるため、人気な飾り方となっています。

花瓶・瓶に入れて飾る

生花と同様に花瓶に入れて飾るのもおすすめです。数種類のドライフラワーを同じ花瓶に入れて飾ったり、お花だけではなく葉も一緒に飾るとナチュラルな雰囲気がでておしゃれなインテリアとしてお部屋を彩ってくれます。

大き目の花瓶にボリュームのあるドライフラワーを入れて床に置けば、存在感がアップします。

フレームアレンジ

フレームアレンジのドライフラワーは壁やテーブル、棚に置くことができます。フレームの中に、ドライフラワーが詰め込んであるものや、スワッグの額として使われているようなアレンジのものなど、たくさんのアレンジがあるためお気に入りのものを探してみるのもおすすめです。

場所をとらず、ドライフラワーを楽しむことができますし、アレンジ部分がガラスで覆われているものは、ほこりが溜まらないためお手入れも簡単です。

フレームの色をお部屋のインテリアと合せるとおしゃれ度もアップしますね。

バスケットに入れて飾る

バスケットにいろいろな種類のドライフラワーをまとめて入れるだけで、ナチュラルな雰囲気になります。インテリアのひとつとして、簡単にお部屋をおしゃれに演出できます。

リースアレンジ

木の実や葉をメインとしたシンプルなものから、色鮮やかな物までたくさんのアレンジがあるリース。

玄関ドアにつければ来客を華やかに迎えてくれますよ。寝室のドアに飾れば、一日の疲れをホッと癒してくれるアイテムになります。

 

注意点と綺麗に保つ方法

ドライフラワーは、水やりが不要でお手入れも簡単なイメージがありますが、飾る環境に気を配ることで綺麗な状態を長くお楽しみいただくことができます。

ドライフラワーはどのくらい持つの?

乾燥しているお花のため、半永久的に飾ることができるイメージもあるドライフラワー。しかし、お花の種類や置かれている環境によっても異なりますが、一般的に綺麗な状態を保てるのは2~3ヵ月とドライフラワーが楽しめる期間は意外と短いです。

徐々に色が変わってきたり、ぽろぽろと花が散り、落ちてしまったときは寿命と言えるでしょう。また、白っぽいふわふわしたカビが生えたり、乾燥したものを食べて繁殖する「シバンムシ」という虫がついてしまうこともありますので、その際は新しいものとお取替えいただくのがよいでしょう。

湿度に弱いので置き場所に注意

ドライフラワーは、乾燥させているお花のため湿度に弱いです。空気中の水分を吸収し柔らかくなったり、乾燥して硬くなったりを繰り返すうちに形が崩れていきます。

湿度の高い場所に飾るとカビが生えてしまうこともありますので、風通しの良い場所に飾ってくださいね。梅雨など湿度が高くなってしまう時期は、乾燥剤と一緒にケースに入れておくのもおすすめです。

直射日光を避けて飾る

直射日光やスポットライト、蛍光灯が当たると色褪せの原因になります。窓際など日の当たる場所に飾ると劣化が早まりますので、長く綺麗な状態を楽しむためには直射日光は避けて飾りましょう。

定期的にお手入れをする

飾りっぱなしだと、ドライフラワーにほこりが溜まります。ほこりが溜まりべたつきが出たり、落ちにくくなる前にほこりを払って綺麗にしてあげましょう。

払う力が強いと、ドライフラワーを傷めてしまいますのでメイクブラシなどでサッとはらうのがおすすめ。

ドライヤーの冷風を当てて吹き飛ばすのもよいでしょう。

 

ドライフラワーを思う存分楽しもう

ドライフラワーは、お花の種類や飾り方によってアレンジ無限大。

飾る環境さえ気を配ればお手入れが簡単で生花より長く楽しむことができるお花です。ドライフラワー独特の色味はインテリアによく馴染み、お部屋をおしゃれに彩ってくれる素敵なアイテムになるでしょう。お気に入りのお花や飾り方を見つけて、思う存分ドライフラワーを楽しんでみてはいかかでしょうか。

 

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